• 金工
  • 接合せ菓子器「春響」

  • はぎあわせかしき「しゅんきょう」
  • 岡本 佳子
  • おかもと よしこ
  • 第39回伝統工芸日本金工展(平成22年度)
    文化庁長官賞
  • 受賞総評
    ほぼ満票で決定した。鑑審査委員の誰もがこの作品の「気品」に打たれた。よく見ると四色の金属板――黒(黒四分)、鼠色(並四分)、灰白色(白四分)、白(銀)――が使われ、それらは細かく切って接合されている。この仕事は教えてくれるだろう。気品は狙っても出ない。周到な段取りと精神の緊張だけがそれを生むことを。(樋田豊郎)
  1. 公益社団法人 日本工芸会