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金工
鍛黒味銅ロウ流花器
たんくろみどうろうながしかき
三好 正豊
みよし まさとよ
第46回日本伝統工芸展(平成11年度)
東京都知事賞
技法
鍛金
受賞総評
銅に少量の硫酸砒素を加えた黒味銅の板を打ち延べ、広口の花器を作り さらに鱗文の部分の斜線は彫り、梨地の部分は松脂を塗り焼き付けることによって、 地金の表面に凹凸を作る。 そこに銀鑞(七分鑞)を溶かし込み不要な部分は鑢(やすり)で取り除き着色。 黒と銀の対比がほどよく表現された秀作である。
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