• 木竹工
  • 花籃「萌芽」

  • はなかご「ほうが」
  • 武関 翠篁
  • ぶせき すいこう
  • 第46回日本伝統工芸展(平成11年度)
    NHK会長賞
  • 受賞総評
    真竹(まだけ)の細き平割(ひらわり)材を黒く染め、胴部を麻の葉編みで 形造(かたちづくり)緑の部分を細(ほそ)い丸ひごを線状に微かに開く。  胴部の文様は柾割(まさわり)材を褐色に染め、並列に装着し、微妙な動きを見せる。 過飾にならぬよう、全体のバランスを考えながら美事に纏めている。 静かな安定感のある美しい優作である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会