• 木竹工
  • 紫檀寿輪象嵌三段組重

  • したんじゅりんぞうがんさんだんくみじゅう
  • 福田 芳朗
  • ふくだ よしろう
  • 第32回日本伝統工芸展(昭和60年度)
    日本工芸会総裁賞
  • 受賞総評
    良質の紫檀で挽(ひ)き上げた三段重ねの器である。側面の盛筋には太さに工夫をこらし、蓋の甲には南天、紅梅、百日紅(さるすべり)の材を輪形に象嵌して、木肌の美しさを一層引き立てている。これも、作者の練達した技と造形感覚が作り上げた格調のある秀作である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会