• 木竹工
  • 神代木画飾箱

  • じんだいもくがかざりばこ
  • 三浦 信一
  • みうらしんいち
  • 第40回日本伝統工芸展(平成5年度)
    日本工芸会奨励賞
  • 受賞総評
    二段重ねの箱で、用材は、黒柿、神代欅、神代タモ、黄の線は榧(かや)を使い、細い菱形で文様を表現し、細い菱形は技術的に難であるが、此の事を見事成し遂げ、色調と、形態的にも大変良く、落ちついた作品と成っている。今年は全国的に長雨で、木を扱う者として、例年になく試練の年と成り、作者は芯材に榧の古材を使い、漆仕上げは五十回なすも、木味を損なう事なく、見事な仕上げと成っている。
  1. 公益社団法人 日本工芸会