• 諸工芸
  • 截金八稜飾筥「綺羅花」

  • きりかねはちりょうかざりばこ「きらか」
  • 中埜 朗子
  • なかの さえこ
  • 第44回日本伝統工芸近畿展(平成27年度)
    滋賀県教育委員会教育長賞
  • 技法
    截金
  • 受賞総評
     截金は、重ねて厚みをもたせた金箔を線や菱などに截り文様を描き出す技法である。薄絹の美しい衣をイメージした大輪の花を中心に、下方に向かって躍動感のある美しい線が描かれる。三色の箔が織りなすきらめきが、漆黒の木地と柔らかな曲線の形状に映え、作者の長年の想いが見事に結実した逸品である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会