• 陶芸
  • 南瓜文大皿

  • 太田 公典
  • おおたきみのり
  • 第27回東海伝統工芸展(平成8年度)
    安藤氏賞
  • 受賞総評
    朝露の残る疎菜畑。天に向って半開きの葉が露玉を弾ませている。゛つる″は右へ左へと伸び、足を踏み入れるのも容易ではない。そんな夏の情景を、みずみずしく伝えてくれます。
    遠来の呉須絵具を使いながらも、職人的にならずにムラを残した大胆な染め付け方は、昨年の受賞に引き続く作者独自の感性です。
    今後も、のびやかな気持ちで対象物と取り組んで、新しい染付けの分野を切り拓いていって欲しいものです。
  1. 公益社団法人 日本工芸会