• 陶芸
  • 炭化花器

  • 竹内真吾
  • たけうち しんご
  • 第21回東海伝統工芸展(平成2年度)
    愛知県教育委員会賞
  • 受賞総評
    ロクロ成形された作品が多いなかで、異形の形態を求めて作品創りを続けている作家です。
    今回の作品は、無機の面と有機の面を構成して造形し、無機の面に配した彫紋が効果を高め、変化に満ちた形態を創り出しています。さらに、全体を覆う炭化された灰釉にも、あやしい魅力を感じます。構想から完成まで、一貫した計画性が成功を納めた優作です。
    作者が、どのようにして自分自身の個性を求めてゆくのか、作者の今後の展開を期待します。
  1. 公益社団法人 日本工芸会