• 染織
  • 紬織着物「藍の河」

  • 鈴木 早苗
  • すずきさなえ
  • 第24回東海伝統工芸展(平成7年度)
    岐阜高島屋賞
  • 技法
    紬織
  • 受賞総評
    藍と白、郷愁を誘いやすらぎを覚える、私たちの感性に一番添う色です。大きな破綻をきたすこともない代わりに、類型的になりやすい配色でもあります。滝縞に緯絣を重ねたこの作品は、声高に何かを語りかけているわけでもありませんし、技をひけらかしているのでもありません。でも、爽やかです。
    藍と白が自然に交わるような縞を作りたいと、紺に合わせた水色の一筋、さりげなく散らした長短五種の絣、思いを精一杯込めて、清新です。
  1. 公益社団法人 日本工芸会