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金工
杢目金茶器
もくめがねちゃき
佐故 龍平
さこ りゅうへい
第41回伝統工芸日本金工展(平成24年度)
東京都教育委員会賞
受賞総評
杢目金は銀、四分一、銅など複数の金属板を溶着し表面をはつり叩いて成形する技法。銀白色を基調とする地に、銅の赤茶が利いた帯状の模様が蓋の上で中心をずらして交差する。洗練された杢目金の模様が典型的な形の棗を新鮮で現代的なものにした。表面を荒らした鎚で叩き光沢を調整、華やかながら柔らかく上品な雰囲気に仕上げている。(外舘和子)
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