• 染織
  • 江戸小紋着尺「二ッ割よろけ毛万」

  • えどこもんきじゃく「ふたつわりよろけけまん」
  • 藍田 愛郎
  • あいだ あいろう
  • 第54回日本伝統工芸展(平成19年度)
    日本工芸会新人賞
  • 技法
    江戸小紋
  • 受賞総評
    今から四、五十年ほど前に彫られた型紙を使用。二ツ割毛万がさらによろけまで呈し、これまで横に展開する文様を中心にしてきた作者にとっては大きな挑戦であり、伝統という事柄を強く意識して臨んだという。その思いの深さが筋の細さや間隔にまで行き渡り、“きちんとよろける”という一見矛盾したこの文様の論理を布のおもてにみごとに表した。                                     (今井陽子)
  1. 公益社団法人 日本工芸会