• 陶芸
  • 葡萄図壷

  • ぶどうずつぼ
  • 李 地右
  • いじう
  • 第39回東海伝統工芸展(平成20年度)
    岐阜県教育委員会賞
  • 受賞総評
    ふっくらした壺に弁柄(鉄)で葉、銅で実を描いています。還元焼成することで、葉は茶色の濃淡、実はくすんだ赤い発色となり、地の灰色と調和して落ち着いた雰囲気に焼き上がり、その気分は韓国朝鮮時代の葡萄文壷と共通したものを感じさせます。作者が韓国から日本の“やきもの”を勉強に来て6年を経ましたが、自ら持っている感性の滲み出た“やきもの”文化の交流を感じさせてくれる優品です。
  1. 公益社団法人 日本工芸会