- 陶芸
染付コスモス文大皿
- 長尾 明理
- ながおあかり
- 第28回東海伝統工芸展(平成9年度)
三重県教育委員会賞
- 技法染付
- 受賞総評呉須を使って、磁器の白い素地に描く技法を「染付」といい、古くは中国の元・明時代、九州の有田、あるいは瀬戸・美濃地域で行われていた技法です。
作者は、現代に生きる20代の女性の感性で、その伝統的技法を爽やかに蘇らせました。
呉須の濃淡を使い遠近感を表し、野の大きさ、空の大きさを、余白に感じさせ、コスモスの間を風が吹き抜ける、伝統と現代が融合した爽やかな表現となっています。