• 染織
  • 型絵染着物「梅日和」

  • 斎藤 孝子
  • さいとうたかこ
  • 第40回日本伝統工芸染織展(平成18年度)
    東京都教育委員会賞
  • 技法
    型絵染
  • 受賞総評
    春光に輝く満開の梅の華やぎ。青い梅は花の下から垣間見た空をイメージされたという。型絵染の面白さは、斉一に繰り返される型の単調さが色挿しによって破られるところにある。梅花の波が斜めに流れるように構成された意匠は、型を知悉してはじめて可能な表現であり、左肩から右裾にかけてつけられた僅かなグラデーションにも計算された作者の意図が窺える。
  1. 公益社団法人 日本工芸会