• 漆芸
  • 彫漆笹百合文箱

  • 石原 雅員
  • いしはらまさかず
  • 第20回日本伝統漆芸展(平成14年度)
    日本工芸会賞
  • 技法
    彫漆
  • 受賞総評
    乾漆の素地に、グレー、紫、朱色三色それぞれに濃淡をつけ、白漆の間に挟みながら、50回程度塗重ねている。可憐で清楚な笹百合の花を白で表現し、格子縞の地模様を、彫りの深さを変えることにより複雑な色調と彫漆の質感を融合させて、全体が調和のとれた作品である。作者は、彫漆のデザインと色調に日頃努力し、その成果が実った秀作である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会