• 漆芸
  • 籃胎蒟醬十二角食籠「蝶蜻蛉」

  • らんたいきんまじゅうにかくじきろう「ちょうとんぼ」
  • 大谷 早人
  • おおたに はやと
  • 重要無形文化財保持者
  • 特待者
  • 第60回日本伝統工芸展(平成25年度)
    日本工芸会保持者賞
  • サイズ
    縦23.0 横23.0 高8.0 cm
  • 技法
    籃胎、蒟醤
  • 受賞総評
    竹ヒゴを籠編みで成形した籃胎の作品で、角の部分をすべて緩やかな曲線とし、暖かみのある作品に仕上げている。蓋全面を白漆地とし、布目彫蒟醬など、蒟醬のあらゆる技法を駆使し、ゆらゆらと飛び戯れる蝶蜻蛉と、風に吹かれてたなびく草花を、写生を生かしながら小紋風に文様化して描いている。少ない色数と文様構成、形の調和が美しく、格調高くて見事である。(嶋崎 丞)
  1. 公益社団法人 日本工芸会