• 陶芸
  • 釉象嵌鉢

  • 小野 隆治
  • おのたかはる
  • 第27回西部伝統工芸展(平成4年度)
    朝日新聞社銀賞
  • 技法
    象嵌
  • 受賞総評
    光沢のない端正な白磁の鉢の内側を、光沢の有る細い釉線が、あたかも白いマット釉の斜面に象嵌されたように、底部に向かって下降している。その線条は繊細にして、しかもやわらかく、白磁器のもつ冷たさをやわらげるとともに、この作品に清潔な気品を漲らせている。技術に裏付けられた優作である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会