• 漆芸
  • 彫漆松葉文箱

  • 松本 達弥
  • まつもとたつや
  • 第19回日本伝統漆芸展(平成13年度)
    朝日新聞社賞
  • 技法
    彫漆
  • 受賞総評
    作者は、幾何学文を好んで使用するが彫漆で表現するには大変面倒な仕事です。
    器面に白から緑、黒と1回づつ色を変え45回塗り重ね、松葉文を彫り出し、同色の堆漆板を貼り、立体感を強調している。新芽に平文を効果的に使って引締めている。グラデーションが非常に美しく、春を待つと思われる若芽と相まって生き生きとした新鮮さを感じさせる好ましい作品だと思われる。
  1. 公益社団法人 日本工芸会