• 金工
  • 宝珠釜

  • ほうじゅがま
  • 角谷 征一
  • かくたにせいいち
  • 第33回伝統工芸日本金工展(平成16年度)
    文化庁長官賞
  • 受賞総評
    茶の湯釜の見所は全体の形、鐶付き、文様、雅趣のある膚、さらに蓋との調和などいろいろあります。この作品の形(宝珠)は真形釜、甑口、田口釜など過去に見られる多くの定番の釜の一つであるが、完成度の高さは作者の力量を十分うかがうことが出来る。一方では鐶付きの周辺には抽象的な文様を篦押しで表現し、どっしりとした形に対し軽やかな印象の文様が現代的な印象を与え評価された。
  1. 公益社団法人 日本工芸会