• 染織
  • 経浮織帯「せをはやみ」

  • たてうきおりおび「せをはやみ」
  • 脇山 俊明
  • わきやま としあき
  • 第50回日本伝統工芸染織展(平成28年度)
    奨励賞・山陽新聞社賞
  • 受賞総評
    百人一首から着想を得て、壮大な自然の営みに畏怖の念を持つ、作者の独特の感性を反映する作品。博多織の技を基に、白銀色の帯状の流れが交差する大胆な構図が印象的で、浅瀬の流水の動きそのものだ。水流は光と結び、水気あふれる豊かな色彩のグラデーションをつくりだしている。文様と色彩の関係性を丁寧に検証した作者の意図が読み取れる意欲作である。(須藤玲子)
  1. 公益社団法人 日本工芸会