• 木竹工
  • 栃造拭漆卓

  • とちづくりふきうるしたく
  • 荒木 寛二
  • あらきかんじ
  • 第48回日本伝統工芸富山展(平成21年度)
    高岡市長賞
  • 受賞総評
    栃の木目の美しさを生かした卓。工芸の基本の一つは素材の特質をどのように作品に生かすかという所にあるが、この作品は栃独特の美しい縮杢を十分に表現しようと、拭漆で仕上げ、木肌に深みを与えている。また、全体の構成を曲線的にしており、木の持つ厚み、あたたかさを表現している。さらに部分的に直線的な要素も加えて、重厚な趣も感じられる。脚の作りも自然で、素材の持つ味わいを十分に生かした優れた作品となっている。山梨県立美術館長白石和己
  1. 公益社団法人 日本工芸会