• 染織
  • 双紬織着尺「若葉」

  • もろつむぎおりきじゃく「わかば」
  • 山岸 幸一
  • やまぎしこういち
  • 第35回東日本伝統工芸展(平成7年度)
    日本工芸会東日本支部賞
  • 技法
    紬織
  • 受賞総評
    経糸、緯糸ともに、自家製の手つむぎ糸をもちい、最上紅花の黄染を下染にして藍草で重ね染めあげられた萌黄色の地糸は、白茶とうす紅を配し構成された縞にみごとにとけあって美しい。雪深い里で春を待ち望む作者の初々しい若葉にたくした想いがつたわってくる様な、優れた作品である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会