• 陶芸
  • 萩鉄釉鉢

  • はぎてつゆうばち
  • 波多野 英生
  • はだの ひでお
  • 第29回山口伝統工芸展(平成18年度)
    日本工芸会山口支部長賞
  • 受賞総評
    勢いよく挽き上げられた薄い器胎は、機械技術の確かさを納得させるに十分である。外反した口縁端部と内外面にそれぞれ一筋ずつ巡らされた櫛目の沈線は、大振りな器体にきりりと引き締まった印象を与え、効果的な装飾となっている。作家の溌刺とした鋭敏な感性が存分に発揮された作品である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会