• 金工
  • 切嵌象嵌接合せ小箱

  • きりばめぞうがんはぎあわせこばこ
  • 岡本 佳子
  • おかもと よしこ
  • 第38回伝統工芸日本金工展(平成21年度)
    朝日新聞社賞
  • 技法
    象嵌
  • 受賞総評
    銀や四分一を素材に切嵌、接合せ技法などを用いて作った箱である。岡本作品は常に新しい創造的な形、模様の新鮮なスタイル、華麗な色感を持っている。この作品も花弁が立体化したような、チョコレートケーキのような印象的な形態に、曲面を覆い尽くすようにモダンな色彩の組み合わせによる文様が施されている。中心線と左右にやや反転する植物の様式化のようなものが連続するもので、しっかりとした構成力を見せている。
  1. 公益社団法人 日本工芸会