• 漆芸
  • 切錆飾卓「夜の海に」

  • きりさびかざりしょく「よるのうみに」
  • 四代目 三木 表悦
  • よんだいめ みき ひょうえつ
  • 第39回日本伝統工芸近畿展(平成22年度)
    滋賀県教育委員会教育長賞
  • 受賞総評
    木地は桐板5枚を貼り重ねた積層材を削りだして作っている。上面は右上から左下に向けて放射上に月光を受け広がる夜の海の波頭を、ヘラを巧みに使い、錆(生漆に砥の粉を混合した下地漆)で表現している。黒漆一色の中に粉状の青貝を蒔くことにより、光の煌めきが効果的に表され、広大な海を感じさせる気宇壮大な作品である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会