• 人形
  • 紙塑「夕やけこやけ」

  • 吾郷 江美子
  • あごう えみこ
  • 第46回日本伝統工芸中国展(平成15年度)
    岡山放送賞
  • 受賞総評
    人形はどこを見るのかと問われる。この質問に見事に答えているのが、この作品ではなかろうか。
    技法は素材は紙ねんど、作者独自の紙塑工法で、この地特有の夕やけと子供、三人三様の表情としぐさが、
    巧みに情景を捕らえ、素材を生かした。
    人形にとって一番大切な基本は、表情と動きであるが、この作品は何よりそれがよく出ている、
    と審査委員長の絶賛を得た。ほほえましい佳作である。
    (小野忠子)
  1. 公益社団法人 日本工芸会