• 金工
  • 鍛銅銀彩花器「揺」

  • たんどうぎんさいかき「よう」
  • 山田 藍
  • やまだ あい
  • 第43回東日本伝統工芸展(平成15年度)
    山種美術館賞
  • 技法
    鍛金
  • 受賞総評
    この作品は鍛金の技法で作られた。一枚の銅板を金鎚や小槌、アテ金という金具を使い
    叩いてボディーを作り、そこに流線文様を叩き出す。その上に、銀鑞(銀と真鍮の合金)を流し
    凸の部分を削り、また平に叩いて、硫酸銅と緑青の液で煮込んで仕上げてある。
    金属の素材の色を生かした、女性らしい上品で清楚な秀作である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会