サイズ

径40.5 高4.0 cm

受賞総評

黄蘗を薄く挽き上げた繊細な造りの作品である。これだけの仕事をこなすには、材を轆轤に固定する治具も工夫が必要になる事から、作者の高いスキルが感じ取れる。鏡の脇の六角に埋め込まれた各2個の銀露は派手過ぎず、シンプルなデザインに適度なアクセントになり、作品の品格を高めている。(中嶋 武仁)