• 金工
  • 金と銀の器

  • きんとぎんのうつわ
  • 前田 宏智
  • まえだ ひろとみ
  • 第51回伝統工芸日本金工展(令和5年度)
    足立区長奨励賞
  • サイズ
    径13.5 高21 cm
  • 受賞総評
    銀の板に数百本の細い線を鏨で刻み、そこに金銷し象嵌を施している。一般的に象嵌は器体を成形した後に施すが、作者は敢えて平面の段階で象嵌を施している。そのため表面の文様はその後の器形を形作る工程と連動して伸び、縮み、有機的な表情を見せている。鍛金技法による金属の動きを巧みに生かした作品である。(佐故 龍平)
  1. 公益社団法人 日本工芸会