• 金工
  • 朧銀花器

  • おぼろぎんかき
  • 庄司 逸雄
  • しょうじいつお
  • 第41回東日本伝統工芸展(平成13年度)
    奨励賞川徳賞
  • 受賞総評
    技巧的な装飾をほどこさず、長方形の器と朧銀の持ち味を充分に生かした作品になっている。
    朧銀は銀と銅の合金で、いったん綺麗に磨き上げた金属の表面にぬかに硫黄の粉を混ぜたものを作品の肌に付着させ赤く焼くと、微妙な斑紋ができ、朧銀独特の渋みのある金味になるので、作者はこれを十分に生かし、洗練された造型と深い趣のある鋳金作品である。
  1. 公益社団法人 日本工芸会