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Handbook for the Appreciation of
Japanese Traditional Crafts
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第50回
日本伝統工芸展

  • 2003.9.30 Tue.
  • 2004.2.29 Sun.
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全0作品

1.主旨

 我が国には、世界に卓絶する工芸の伝統がある。伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることのないのが本来の姿である。

 伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではない。伝統こそ工芸の基礎になるもので、これをしっかりと把握し、父祖から受け継いだ優れた技術を一層錬磨するととともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務であると信ずる。

 昭和25年、文化財保護法が施行され、歴史上、もしくは芸術上特に価値の高い工芸技術を、国として保護育成することになった。私どもは、その趣旨にそって、昭和29年以来日本伝統工芸展を開催してきた。

 このたび、平素の研究の成果をあつめ第50回展を開き、ひろく人々の御清鑑を仰ぎ、我が国工芸の健全な発展に寄与しようとするものである。

2.主催・後援・会場

開催地 主 催 後 援 会 期 会 場
東京 文化庁
東京都教育委員会
NHK
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁 2003年
  9月30日(火)
I
 10月13日(月)
三越本店
名古屋 愛知県教育委員会
愛知県
名古屋市教育委員会
名古屋市
NHK名古屋放送局
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁 2003年
 10月15日(水)
I
 10月20日(月)
名古屋三越栄本店
大阪 大阪府教育委員会
大阪市教育委員会
NHK大坂放送局
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁 2003年
 10月22日(水)
I
 10月27日(月)
三越大阪店
京都 京都府教育委員会
京都市
NHK京都放送局
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁
京都府
京都市教育委員会
2003年
 10月29日(水)
I
 11月 3日(月)
京都高島屋
金沢 石川県教育委員会
NHK金沢放送局
朝日新聞社
北國新聞社
日本工芸会
文化庁
富山県教育委員会
福井県教育委員会
2003年
 11月 7日(金)
I
 11月16日(日)
石川県立美術館
岡山 岡山県教育委員会
岡山県立美術館
岡山市教育委員会
NHK岡山放送局
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁 2003年
 11月20日(木)
I
 12月 7日(日)
岡山県立美術館
松江 島根県文化振興財団
島根県
島根県立美術館
島根県教育委員会
NHK松江放送局
朝日新聞社
山陰中央新報社
日本工芸会
文化庁
鳥取県
鳥取県教育委員会
しまね産業振興財団
2003年
12月10日(水)
I
12月24日(木)
島根県立美術館
高松 香川県教育委員会
香川県文化会館
NHK高松放送局
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁 2004年
1月 5日(月)
I
1月18日(日)
香川県文化会館
広島 広島県教育委員会
広島県立美術館
NHK広島放送局
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁 2004年
1月21日(水)
I
2月 8日(日)
広島県立美術館
福岡 福岡県教育委員会
福岡市教育委員会
福岡市
NHK福岡放送局
朝日新聞社
日本工芸会
文化庁 2004年
2月11日(水・祝)
I
2月16日(月)
福岡天神岩田屋
仙台 宮城県教育委員会
仙台市教育委員会
NHK仙台放送局
朝日新聞社
河北新聞社
日本工芸会
文化庁
宮城県
仙台市
2004年
2月24日(火)
I
2月29日(日)
三越仙台店

3.搬入期間及び場所

(1)輸送搬入の場合

    ・作品
     〒273-0016
     千葉県船橋市潮見町14 TEL: 047-435-9518
     三越通販センター気付「日本伝統工芸展実行委員会」宛に、配達日を指定の上、輸送のこと。

    ・受付期間(厳守のこと)
     陶芸部門    7月24日(木)〜7月26日(土)
     陶芸以外の部門 8月 5日(火)〜8月 7日(木)

    ・出品申込書及び出品料
     〒110-0007
     東京都台東区上野公園13−9
     東京国立博物館内 日本工芸会気付「日本伝統工芸展実行委員会」宛に、
     現金書類にて郵送のこと。

    ・申込期限
     陶芸部門    7月10日(木)までに、必着のこと。
     陶芸以外の部門 7月14日(月)までに、必着のこと。

(2)持込搬入の場合

    ・搬入場所
     〒273-0016
     千葉県船橋市潮見町14 TEL: 047-435-9518
     三越通販センター 5階
    「日本伝統工芸展出品受付会場」(作品・出品申込書・出品料持参のこと)

    ・搬入期日
     陶芸部門    7月28日(月)〜7月29日(火)10時〜16時
     陶芸以外の部門 8月 8日(金)〜8月 9日(土)10時〜16時

    ・注意

     輸送搬入

      出品作品には、必ず安全を確保し得る梱包をし、外箱などの表には作品名・作家名を明記のうえ、輸送のこと。
      不完全な場合は、着払いにて返送することがある。

     持込搬入

      陶芸(ただし、茶碗・茶入れなどは外箱に入れる)を除く出品作品は、必ず安全を確保し得る外箱に入れ、外箱の表にも作品名・作家名を明記のうえ、持込むこと。

    4.出品料

     出品料は、1点につき10.000円。出品料は、破損など特別の事情がある場合を除き、返還しないものとする。

    5.出品点数

    出品点数は、1人2点以内とする。

    6.陳列作品

     本展に陳列する作品は、日本伝統工芸展規程に基づき鑑査に合格したものとする。なお、地方会場に陳列する作品は、本展に入選した作品のうちから地方展陳列作品選定委員会が選定したものとする。

    7.入選発表

     入選の通知は、書面をもって8月30日(土)に発送して行うほか、朝日新聞朝刊(予定)各地方版に掲載する。電話などによる問い合わせには応じない。

    8.付帯行事

    (1)解説図録の発行
    (2)NHKによる全国放送解説
    (3)陳列品の解説
    (4)その他適当な行事

    9.作品の搬出

    作品の搬出に要する費用は、全て出品者の負担とする。

    (1) 選外作品の搬出
    選外作品の搬出は、実行委員長が通知する期間内(9月30日(火)〜10月 2日(木))に預り証と引換えに行う。
    このうち、輸送を希望するものは、着払い(荷造輸送費一切及び保険料を含む)にて輸送業者に委託するものとする。到着時期は、10月下旬〜11月中旬の予定。
    (2) 入選作品の搬出
    最終展示会場より出品者が引き取れない作品の輸送費用は、全て着払い(荷造輸送費一切及び保険料を含む)にて輸送業者に委託するものとする。
    (3) (1)及び(2)の作品搬出について輸送委託される場合は、保険料は出品者負担とし、出品申込書C片に必ず「保険金額」を記入し、保険の申込みをする。

    10.その他

     出品作品の該当部門が不明確の場合は、事前に作品の写真を添えて日本工芸会事務局に問い合わせ、正確を期すること。


    日本伝統工芸展規程(抄)

    (主 催)
    第4条 本展は、文化庁、東京都教育委員会、NHK、朝日新聞社及び社団法人日本工芸会が共同して開催する。

    (運営委員会)

    第5条 本展を総理するために、日本伝統工芸展運営委員会(以下「運営委員会」という。)を置く。
      2 本展の業務を推進するために、運営委員会に日本伝統工芸実行委員会(以下「実行委員会」という。)を置く。
      3 運営委員会の細目については、別に定める「日本伝統工芸運営委員会規則」による。

    (部会構成)

    第7条 本展は、作品の種別によって次の7部会に分ける。
    第1部会 陶芸
    第2部会 染織
    第3部会 漆芸
    第4部会 金工
    第5部会 木竹工
    第6部会 人形
    第7部会 その他の工芸(硝子、七宝、截金、硯等)

    (陳列作品)

    第8条 本展に陳列する作品は、すべて鑑査のうえ決定する。ただし、遺作については、出品を委嘱して陳列することができる

    (出品作品)

    第9条 本展に出品することのできる作品は、次の条件を具備する作品となる。
    1.本展の主旨にそうものであること
    2.自己の制作したものであること
    3.制作後3年以内のものであること
    4.未発表のものであること

    (出品申込)

    第10条 開催要項3、(1)、(2)参照のこと。

    (題名等の明示)

    第13章 出品作品には、作品の裏面のその他適当な個所に、
    題名及び作者氏名を明記した紙片等を付さなければならない。

    (輸送搬入)

    第16条 出品作品を輸送により搬入する場合は、荷造表装に「日本伝統工芸展出品作品」と朱書きしなければならない。

    (出品作品の受理)

    第17条 出品作品を受理したときは、引き換えに預り証を交付するものとする。

    (受理作品の保管)

    第18条 受理した作品は、受理したときから返品するまで、
    実行委員会がその保管の責めを負うものとする。ただし、不可抗力によって生じた損害については、その責めを負わない。
      2 受理した作品は、実行委員会の許可なくして搬出することはできない。

    (賞の種類)

    第29条 出品作品のうち特に優秀なものに対し、左の通り賞を贈る。
    ただし、重要無形文化財保持者、鑑・審査委員及び特待者の作品は賞の対象としない。
    ◎日本工芸会総裁賞  1点
    ◎東京都知事賞    1点
    ◎日本工芸会会長賞  1点
    ◎日本工芸会保持者賞 1点
    ◎日本工芸会奨励賞  5点
    ◎高松宮記念賞    1点
    ◎NHK会長賞    1点
    ◎第50回展記念賞  1点
    ◎日本工芸会新人賞  3点
    ◎文部科学大臣賞   1点
    ◎朝日新聞社賞    1点
      2 前項ただし書の規定にかかわらず、日本工芸会保持者賞は、重要無形文化財保持者及び審査委員以外の鑑査委員並びに特待者の作品のみを対象とする。
    また、日本工芸会新人賞については、45才以下(開催年度8月末日現在)又は応募5回以下で、本展における受賞歴のない作者の作品を対象とする。

    (陳列作品以外の作品の搬出)

    第39条 陳列作品以外の作品の搬出については、本展の開会までに、搬出の期日、場所等を実行委員会が出品者に通知する。
      2 搬出は、出品者が預り証と引換えに行うものとする。

    (作品の返送)

    第40条 期間内に搬出されないものは、着払い(荷造輸送費及び保険料)をもって返送する。

鑑・審査委員情報



(おことわり)
お名前の表記にあたって、第2水準にない漢字はカタカナとなっています。



第五十回 日本伝統工芸展 第一次鑑査委員

(敬称略)

委員長
  北村武資          染織作家・重要無形文化財保持者

1 陶芸
  榎本 徹          岐阜県現代陶芸美術館長
  中ノ堂一信         京都造形芸術大学教授
  林屋晴三    ○     栗田美術館長
  酒井田柿右衛門 ◎     陶芸作家・重要無形文化財保持者
  鈴木 藏          陶芸作家・重要無形文化財保持者
  原  清          陶芸作家
  宮西篤士          陶芸作家

2 染織
  小笠原小枝         日本女子大学教授
  河上繁樹          関西学院大学教授
  黒田亮子    ○     前群馬県立館林美術館長
  北村武資    ◎     染織作家・重要無形文化財保持者
  田島比呂子         染織作家・重要無形文化財保持者
  玉那覇有公         染織作家・重要無形文化財保持者
  福田喜重          染織作家・重要無形文化財保持者

3 漆芸
  内田篤呉   ○      MOA美術館学芸部部長
  白石和己          三重県立美術館長
  住谷晃一郎         高松市美術館美術課長補佐
  磯井正美   ◎      漆芸作家・重要無形文化財保持者
  小森邦衛          漆芸作家
  向井武志          漆芸作家
  室瀬和美          漆芸作家

4 金工
  小笠原信夫  ○      東京国立博物館名誉館員
  南 俊英          石川県立美術館学芸第一課長
  角谷征一          金工作家
  田中正幸   ◎      金工作家
  中川 衛          金工作家
  渡邊 正          金工作家

5 木竹工
  寺尾健一          石川県立美術館普及課長
  西岡康宏          東京国立博物館副館長
  諸山正則   ○      東京国立近代美術館主任研究官
  飯塚小カン齋 ◎      竹工作家・重要無形文化財保持者
  須田賢司          木工作家
  早川尚古齋         竹工作家・重要無形文化財保持者
  福田芳朗          木工作家

6 人形
  坪井則子          佐野美術館学芸部係長
  丸山伸彦          武蔵大学人文学部日本文化学科教授
  柳橋 眞   ○      金沢美術工芸大学大学院専任教授
  秋山信子   ◎      人形作家・重要無形文化財保持者
  芹川英子          人形作家
  林 駒夫          人形作家・重要無形文化財保持者
  前田金彌          人形作家

7 その他の工芸
  金子賢治   ○      東京国立近代美術館工芸課長
  竹内順一          東京芸術大学大学美術館長
  水田順子          北海道近代美術館学芸一課課長
  青野武市          硝子作家
  柴田 明          七宝作家
  白幡 明   ◎      硝子作家
  長谷川房代         七宝作家

  ◎部会鑑査主任  ○部会鑑査副主任


第五十回 日本伝統工芸展 第二次鑑査委員

(敬称略)

  辻村哲夫    委員長   東京国立近代美術館長
  木内武男    副委員長  工芸評論家
  大場松魚    副委員長  漆芸部会長・重要無形文化財保持者
  乾 由明          京都大学名誉教授
  井伏圭介          金工部会長
  太田 儔          重要無形文化財保持者
  佐野文一郎         日本工芸会理事長
  嶋崎 丞          石川県立美術館長
  徳田八十吉         重要無形文化財保持者
  中川清司          重要無形文化財保持者
  森口邦彦          染織部会長
  酒井田柿右衛門       第一次鑑査会陶芸部会鑑査主任
  林屋晴三          第一次鑑査会陶芸部会鑑査副主任
  北村武資          第一次鑑査会染織部会鑑査主任
  黒田亮子          第一次鑑査会染織部会鑑査副主任
  磯井正美          第一次鑑査会漆芸部会鑑査主任
  内田篤呉          第一次鑑査会漆芸部会鑑査副主任
  田中正幸          第一次鑑査会金工部会鑑査主任
  小笠原信夫         第一次鑑査会金工部会鑑査副主任
  飯塚小カン齋        第一次鑑査会木竹工部会鑑査主任
  諸山正則          第一次鑑査会木竹工部会鑑査副主任
  秋山信子          第一次鑑査会人形部会鑑査主任
  柳橋 眞          第一次鑑査会人形部会鑑査副主任
  白幡 明          第一次鑑査会その他の工芸部会鑑査主任
  金子賢治          第一次鑑査会その他の工芸部会鑑査副主任


第五十回 日本伝統工芸展 審査委員

(敬称略)

  安嶋 彌    委員長   日本工芸会会長
  辻村哲夫          東京国立近代美術館長・第二次鑑査会鑑査委員長
  木内武男          工芸評論家・第二次鑑査会副委員長
  大場松魚          重要無形文化財保持者・第二次鑑査会副委員長
  乾 由明          京都大学名誉教授
  井上萬二          重要無形文化財保持者
  植松豊行          松下電器産業(株)デザイン企画グループマネージャー兼
                パナソニックデザイン社社長
  内山武夫          京都国立近代美術館長
  川北良造          重要無形文化財保持者
  佐野文一郎         日本工芸会理事長
  白石和己          三重県立美術館長
  徳田八十吉         重要無形文化財保持者
  富山秀男          ブリヂストン美術館長
  長谷部満彦         茨城県陶芸美術館長
  森口邦彦          日本工芸会副理事長
  柳橋 眞          金沢美術工芸大学大学院専任教授
  吉岡庸治          MOA美術館長
  酒井田柿右衛門       第一次鑑査会陶芸部会鑑査主任
  北村武資          第一次鑑査会染織部会鑑査主任
  磯井正美          第一次鑑査会漆芸部会鑑査主任
  田中正幸          第一次鑑査会金工部会鑑査主任
  飯塚小カン齋        第一次鑑査会木竹工部会鑑査主任
  秋山信子          第一次鑑査会人形部会鑑査主任
  白幡 明          第一次鑑査会その他の工芸部会鑑査主任

(第五十回 日本伝統工芸展図録より)
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