わが国には、永い歴史と風土に培われた優れた工芸の技と伝統があります。
特に北陸は工芸家も数多く、日本を代表する伝統工芸を現在に伝えております。
これら父祖から受けついだ心と優れた技術を一層練磨するとともに、
現代に生かすことは我々に課せられた責務であると信じます。
ここに伝統工芸の精神に基づき今日の生活に即した創意ある作品を展示し、
広く人々の鑑賞と批判を仰ぎ、工芸の健全な発展に寄与しようとするものであります。
2.名称
第41回石川の伝統工芸展
3.会期
平成12年 6月 7日(水)〜 6月12日(月) 6日間
4.会場
金沢名鉄丸越百貨店8階催事場
5.主催
社団法人日本工芸会、同石川支部、北國新聞社
6.後援
文化庁、石川県、金沢市、NHK金沢放送局、北陸放送、テレビ金沢、
エフエム石川、ラジオかなざわ、ラジオこまつ、ラジオななお
7.実行委員会
本展の実務を処理するために、実行委員会を置く。
8.出品申込・締切
平成12年 5月22日(月)出品申込書郵送・実行委員会必着のこと。
電話での出品申込、6月 1日(木)のとびこみ出品申込・搬入は一切できません
ので、ご了承ください。
9.作品搬入
日時:平成12年 6月 1日(木)午後1時から午後4時まで
場所:金沢名鉄丸越百貨店3階カトレアサロン
*搬入は持ち込みに限る。
10.出品規定
(1)一般公募とする。
(2)陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、その他の工芸(ガラス、七宝、硯など)の7部門。
(3)自作、未発表の作品とする。本展の主旨に添うものであること。
11.出品点数と出品料
(1)一人2点以内、8000円とする。
(2)出品料の納入は搬入時に受付で行う。納入した出品料はいかなる理由があろうとも返還しない。
12.搬入諸注意
(1)搬入作品は売約可能(共箱付)で、作品には作品名・作者名を明記した紙片等を
目立たない箇所に貼付し、一点毎に作品の安全を保持できる仮箱等に納め、
必ずヒモ掛けにすること。
(一点一箱を厳守して下さい。)
(2)出品者は、作家手取価格を出品申込書に記入すること。
(3)受理した作品には預り証を交付する。不慮の事故等による破損には一切の責任を負わない。
13.陳列作品
陳列する作品は、すべて鑑査に合格した入選作品とする。
14.入選発表
入選の発表は 6月 3日(土)付けの北國新聞朝刊紙上で行う。
なお、電話によるお問い合わせには応じない。
15.鑑審査
(1)陳列する作品を鑑査決定するために鑑査委員会、授賞作品を審査決定するために
審査委員会をおく。ただし、重要無形文化財保持者、審査委員、鑑査委員及び
特待者の作品は、審査委員会において鑑査決定する。
(2)鑑査委員及び審査委員の互選により、それぞれ委員長1名及び副委員長1名をおく。
16.特待者
(1)本展に特待者をおくことができる。
(2)特待者の基準は別に定める。
17.賞
(1)出品作品のうち優秀なものに対し、下記のとおり授賞する。
ただし、重要無形文化財保持者、審査委員、鑑査委員及び特待者の作品は、授賞の対象としない。
石川県知事賞 1点(副賞10万円)
金沢市長賞 1点(副賞10万円)
北國新聞社長賞 1点(副賞10万円)
日本工芸会賞 1点(副賞10万円)
石川の伝統工芸特賞 1点(副賞10万円)
奨励賞 若干(副賞2万円)
(2)前項ただし書きの規定にかかわらず、石川の伝統工芸特賞は重要無形文化財保持
者及び審査委員以外の鑑査委員と特待者の作品のみを対象とする。
18.撮影模写
作品を撮影又は模写しようとする者は、出品者の承諾及び実行委員長の許可を受けなければならない。
19.作品搬出
(1)日時:平成12年 6月12日(月)午後 5時30分以降
(午後6時までに必ず集合してください。)
場所:展覧会場にて、作品預り証と引き換えで行う。
(2)陳列しない作品については、会期中に金沢名鉄丸越百貨店5階美術サロンで作品
預り証と引き換えで行う。
*作品搬出費用は全額出品者の負担とする。
20.異議の申立
作品の入落、授賞、陳列その他について、異議を申し立てることはできない。
21.その他
本要項以外の必要な事項は、実行委員会が定める。
問い合わせ・出品申込先
第41回 石川の伝統工芸展実行委員会
〒920-0963
金沢市出羽町5番地 石川県庁出羽町分室2階 (社)日本工芸会石川支部内
TEL:076-265-3501
FAX:076-265-3502
石川支部会員以外の方で、要項・申込書をご希望の場合は、90円切手同封のうえお申し込みください。