我が国に古くから伝えられている鋳金、鍛金、彫金等の金属工芸の保存と発展を期し、現代生活に即する作品を創り、広く一般の清鑑と批判を仰ぐことを目的とする。また今回より、21世紀の生活空間に積極的に提案する作品創りを目指す若い人の育成を目的とした、若手育成に特化した出品部門「21+部門」を設ける。
2.名称
第43回 伝統工芸日本金工展
3.主催
公益社団法人日本工芸会
4.開催地・後援・会期及び会場
開催地:東京
主 催:(公社)日本工芸会
(公財)美術工芸振興佐藤基金
後 援:文化庁・東京都教育委員会・朝日新聞社・公益財団法人宗桂会
足立区・足立区教育委員会・公益社団法人足立法人会
会 期:平成26年 5月 3日(土)〜 6月15日(日)
※ 5月 2日(金)に授賞式・レセプション・内覧会を開催
会 場:石洞美術館
〒120-0038 東京都足立区千住橋戸町23
http://sekido-museum.jp/
開催地:熊本
主 催:(公社)日本工芸会
(一財)熊本県伝統工芸館
熊本日日新聞社
後 援:文化庁・公益財団法人宗桂会・熊本県教育委員会・熊本市教育委員会
会 期:平成26年 6月24日(火)〜 7月27日(日)
会 場:熊本県伝統工芸館
2階常設企画展示室
〒860-0001 熊本市中央区千葉城町3-35
http://kumamoto-kougeikan.jp/
開催地:京都
主 催:(公社)日本工芸会
後 援:文化庁・公益財団法人宗桂会
会 期:平成26年 8月 6日(水)〜 8月12日(火)
会 場:京都高島屋
〒600-8520 京都市下京区四条通河原町西入真町52
http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/
5.事務所
〒110−0007
東京都台東区上野公園13−9 東京国立博物館内 社団法人 日本工芸会
第43回 伝統工芸日本金工展実行委員会
電話03−3828−9789 FAX03−3828−0025
6.実行委員会
(1)本部会展の業務を処理するために、実行委員を置く。
(2)実行委員は、主催者、後援団体及び会場提供者の役職員のうちから、
日本工芸会理事長が委嘱する。
(3)実行委員の互選により、委員長1名及び副委員長若干名を置く。
7.出品
(1)出品資格 公募とし、日本工芸会所属の会員のみならず
一般金工作家とする。
(2)出品作品 自作、かつ未発表の作品で、本部会展の趣旨に添うもの。
特に、デザイン盗用等が顕著と認められた場合は、入選発表後でも入選を取り消すことがある。
(3)出品点数 一人3点以内とし、セットものは1点とみなす。
また、重要無形文化財保持者、鑑審査委員、特待者は一人1点とする。
(4)サイズ 作品の大きさは、縦・横・高さの合計が100センチ以内のものとする。
(5)出品料
日本工芸会金工部会所属会員 無料(点数にかかわらず)図録券3枚付
一般出品者 9,000円(点数にかかわらず)図録券3枚付
21+部門 ※新設
(1)出品資格 公募とし、学生または、平成26年3月31日時点で30歳未満の作家(日本工芸会金工部会所属会員を除く)とする。
(2)出品作品 自作、かつ未発表の作品で、本部会展の趣旨に添うもの。
特に、デザイン盗用等が認められた場合は、入選発表後でも入選を取り消すことがある。
ただし、教育機関の卒業・修了作品展出品作品は、卒業後3年以内のものまで可とする。
(3)出品点数 一人1点のみ とし、セットのものは1点とみなす。
(4)サイズ 作品の大きさは、縦・横・高さの合計が100センチ以内のものとする。
(5) 出 品 料 3,000円 図録券3枚付
8.搬入
輸送搬入の場合
○ 出品作品
〒104-0033 東京都中央区新川1-1-5 日本通運(株)関東美術品支店気付「日本金工展」係(電話 03-3206-1133)宛に
配達日指定 のうえ、輸送のこと。
○ 受付期間 平成26年3月27日(木)〜3月28日(金) 午後4時までに必着のこと。
○ 出品申込書・出品料・申込期限
上記5.の日本工芸会内「第43回伝統工芸日本金工展実行委員会」宛に出品申込書に出品料を添え、
現金書留郵便にて平成26年3月20日(木)までに必着のこと。
持込搬入の場合
○ 搬入場所 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-6-5 台東区立台東区民会館(9階)に
出品作品、出品申込書、出品料を持参のうえ、搬入のこと。
○ 搬入期日 平成26年3月29日(土)午前10時〜12時
◎ 出品費用 作品の搬入及び搬出に要する費用は、出品者の負担とする。
出品作品は持込搬入、輸送搬入を問わず、破損・汚損等を防止するために木箱等に入れて梱包を完全にすること。
2点以上の場合も1点ずつ内箱に入れること。これに反する場合は受付けないこともある。
9.受理作品の保管
受理した作品には、預かり証を交付し、受理した時から返却するまで、実行委員会が保管するが、
出品作品には、展示期間中及び輸送中も保険(下記)を掛けるので、必ず保険金額を記入すること。
ただし、不可抗力によって生じた損害についてはその責を負わない。
(1)事故が起きた際には修理を前提とし申告価格(出品申込書に記載された作家手取価格)を超えない範囲で
修理費の実費を支払うこととする。
(2)関係者の合意により作品の修復が不可能と判断された場合には、申告価格を上限として補償することとする。
(3)申告価格の妥当性について関係者で相違がある場合は、第三者に鑑定を委ねることとし、
その鑑定にて算出された評価額での支払いとする。
(4)事故が起きた際には申告価格から掛られる保険の範囲内のみの対応とする。
10.陳列作品
陳列する作品は、下記のとおりとする。
(1)重要無形文化財保持者の作品
(2)鑑審査委員の作品
(3)特待者の作品
(4)鑑査に合格した作品(「21+部門」出品作品含む)
11.鑑審査
(1)陳列する作品を鑑査し、授賞作品を審査決定するために、鑑審査委員会を置く。
なお、「21+部門」の鑑査は、第43回展 鑑審査委員の内、日本工芸会金工部会所属の作家が行う。
(2)鑑審査委員は若干名とし、実行委員会の議を経て、実行委員長が委嘱する。
(3)鑑審査委員の互選により、委員長1名及び副委員長1名を置く。
(4)第43回展 鑑審査委員氏名(敬称略)
(学識)内田篤呉 樋田豊次郎
(作家)浅井盛征 鹿島和生 北村眞一 玉川宣夫 広沢隆則
12.賞
出品作品のうち、優秀なものに対し、下記のとおり授賞する。
ただし、重要無形文化財保持者、鑑審査委員、特待者の作品及び「21+部門」出品作品は、授賞の対象としない。
なお、新人賞については、正会員以外で日本伝統工芸展・伝統工芸日本金工展において受賞経験のない人とし、
審査の結果により該当者なしの場合もある。
○文化庁長官賞 1点
○東京都教育委員会賞 1点
○朝日新聞社賞 1点
○石洞美術館賞 1点
○宗桂会賞 1点
○熊本県伝統工芸館 1点
○足立区長奨励賞 1点
○日本工芸会賞 1点
○新人賞 2点以内
21+部門「21+部門」出品作品のうち、優秀なものに対し、下記のとおり授賞する。
審査の結果により該当者なしの場合もある。
○21+金工部会賞 1点
13.特待者
(1)本部会展に、実行委員会の議を経て、特待者を置くことができる。
(2)特待者、無鑑査出品者の基準は、別に定める。
14.入選発表
入選の通知は、書面をもって平成26年4月1日(火)に発送して行う。
なお、電話による問い合わせには応じない。
15.陳列
陳列する作品は、東京、熊本、京都会場ともに入選全作品とする。ただし、「21+部門」入選作品は東京会場のみとする。
なお、陳列は鑑審査委員及び実行委員が行う。
16.搬出
(1)陳列作品の返却は実行委員の許可なくして搬出することはできない。
陳列作品は最終会場にて、希望者に預かり書と引き換えに行う。それ以外の作品は着払いにて輸送業者に委託する。
(2)選外の作品の搬出は、平成26年4月25日(金)午後2時〜午後4時に、
日本通運(株)関東美術品支店(東京都中央区新川1-1-5)で預り証と引換えに行う。
それ以外の作品は、着払い(荷造輸送費一切及び保険料を含む)にて輸送業者に委託する。
17.撮影・模写
(1)作品を撮影又は模写しようとする者は、
出品者の承諾及び実行委員長の許可を受けなければならない。
(2)主催者は、作品を撮影又は模写して刊行することができる。
18.付帯事業
(1)図録の刊行
(2)ホームページへの掲載
(3)講演会その他の事業
19.特別陳列
本部会展に、参考作品、参考資料等を実行委員会の議を経て
陳列することができる。
20.異議の申立
作品の入落、授賞、陳列その他について、異議を申し立てることはできない。
21.その他
本要項以外の必要な事項は、実行委員会が定める。
出品作品は持込搬入、輸送搬入を問わず、破損・汚損等を防止するために木箱等に入れて梱包を完全にすること。
2点以上の場合も1点ずつ内箱に入れること。これに反する場合は受付けないこともある。