我が国には優れた工芸の伝統がある。中でも木竹工芸は日本的な特色ある発展を遂げてきた。特に豊富な良材に恵まれている日本は独自の工芸として技術的・芸術的に優れた作品を。遺している。この伝統を継承し、一層錬磨するとともに、後継者の育成を図るため、今日の生活に即した創意ある作品を展示し、広く一般の鑑賞と批判を仰ぎ、木竹工芸の発展に寄与しようとするものである。
2.名称
第11回 伝統工芸木竹展
3.主催
社団法人 日本工芸会
4.開催地・後援・会期及び会場
開催地:東京
後援:文化庁、東京都教育委員会、朝日新聞社
会期:平成19年 5月15日(火)〜 5月20日(日)
会場:三越本店
5.事務所
〒110-0007 東京都台東区上野公園13ー9 東京国立博物館内
社団法人 日本伝統工芸会
第11回 伝統工芸木竹展実行委員会
電話 03-3828-9789
FAX 03-3828-0025
6.実行委員会
(1)本部会展の業務を処理するために、実行委員会を置く。
(2)実行委員は、主催者、後援団体及び会場提供者の役職員のうちから、
日本工芸会理事長が委嘱する。
(3)実行委員の互選により、委員長1名及び副委員長2名を置く。
7.出品
(1)出品資格 公募とし、日本工芸会所属の会員のみならず一般木竹工作家とする。
(2)出品作品 自作、かつ未発表の作品で、本部会展の主旨に添うもの。
(3)出品点数 一人2点以内とし、セットのものは1点とみなす。
(4)出品料 一人(2点の場合も)10,000円
8.搬入
◎輸送搬入のみ受付
○出品申込書・出品料・申込期限
上記5.の日本工芸会内「第11回 伝統工芸木竹展実行委員会」宛に出品申込書に出品料を添え、
現金書留郵便にて平成19年 4月 3日(火)までに必着のこと。
○ 出品作品
受付期間 平成19年4月10日(火)〜4月11日(水) 正午 までに必着のこと。
送付先 〒273-0016 千葉県船橋市潮見町14 三越通販センター気付(電話 047-435-9518)
「第11回伝統工芸木竹展」係宛に配達日指定のうえ、輸送のこと。
◎ 出品費用 作品の搬入及び搬出に要する費用は、出品者の負担とする。
9.受理作品の保管
受理した作品には、預り証を交付し、受理した時から返却するまで、
実行委員会が保管の責めを負うものとする。
ただし、不可抗力によって生じた損害については、その責めを負わない。
10.陳列作品
陳列する作品は下記のとおりとする。
(1)重要無形文化財保持者の作品
(2)鑑審査委員の作品
(3)特待者の作品
(4)鑑査に合格した作品
11.鑑審査
(1)陳列する作品を鑑査し、受賞作品を審査決定するために、鑑審査委員会を置く。
(2)鑑審査委員は若干名とし、実行委員会の議を経て、実行委員長が委嘱する。
(3)鑑審査委員の互選により、委員長1名及び副委員長1名を置く。
(4)第11回展鑑審査委員氏名(敬称略)
白石和己 諸山正則 川北良造 勝城蒼鳳 中川清 司
早川尚古斎 村山 明 須田賢司 田中旭祥 宮本貞治
12.賞
出品作品のうち、優秀なものに対し、下記のとおり授賞する。
ただし、重要無形文化財保持者、鑑審査委員及び特待者の作品は、受賞の対象としない。
○文化庁長官賞 1点
○東京都教育委員会賞 1点
○朝日新聞社賞 1点
○木竹参与賞 1点
○日本工芸会賞 2点
13.特待者
(1)本部会展に、実行委員会の議を経て、特待者を置くことができる。
(2)特待者の基準は、日本伝統工芸展の特待者とする。
14.入選発表
入選の通知は、書面をもって 4月13日(金)に発送して行う。
なお、電話による問い合わせには応じない。
15.陳列
陳列は、鑑審査委員及び実行委員が行う。
16.搬出
(1)作品(陳列作品及び選外作品)の搬出は、実行委員長の通知する場所、
期日に預り証と引換えに行うものとし、実行委員長の許可なくして搬出することはできない。
(2)輸送を希望する者は、着払い(荷造輸送費一切及び保険料を含む)にて
輸送業者に委託する。
(3)搬出時に搬出しない作品は、輸送を希望したものとみなす。
17.撮影・模写
(1)作品を撮影又は模写しようとする者は、出品者の承諾及び実行委員長の許可を受けなければならない。
(2)主催者は、作品を撮影又は模写して刊行することができる。
18.付帯事業
(1)図録の刊行
(2)講演会その他の事業
19.特別陳列
本部会展に、参考作品、参考資料等を実行委員会の議を経て陳列することができる。
20.異議の申立
作品の入落、授賞、陳列その他について、異議を申し立てることはできない。
21.その他
本要項以外の必要な事項は、実行委員会が定める。
鑑・審査委員情報
第11回 伝統工芸 木竹展 鑑審査委員
(敬称略)
山梨県立美術館館長 白石和己 東京国立近代美術館主任研究官 諸山正則 重要無形文化財保持者・木工作家 川北良造 重要無形文化財保持者・竹工作家 勝城蒼鳳 重要無形文化財保持者・木工作家 中川清司 重要無形文化財保持者・竹工作家 早川尚古斎 重要無形文化財保持者・木工作家 村山 明 木工作家 須田賢司 竹工作家 田中旭祥 木工作家 宮本貞治 |