伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではない。伝統こそ工芸の基礎になるもので、これをしっかりと把握し、祖先から受け継いだ優れた技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務である。
よって、日本工芸会山口支部会員の新作を展示し、会員相互の研鑽を図るとともに、 広く県民に紹介し、もって県民文化の向上に資することとする。
2.主催
社団法人日本工芸会山口支部・日本工芸会・朝日新聞社・NHK山口放送局
YAB山口朝日放送・朝日カルチャーセンター
3.後援
文化庁・山口県・山口県教育委員会
(下関会場)下関市・下関市教育委員会
(周南会場)周南市・周南市教育委員会
4.会期及び会場
(1)下関会場:平成17年 5月14日(土)〜 5月22日(日) 9日間 下関市立美術館
(2)周南会場:平成17年 6月 2日(木)〜 6月 7日(火) 6日間 近鉄松下百貨店
5.部門
陶芸、硯、金工、木工、漆芸の5部門
6.出品者
日本工芸会山口支部会員
7.出品料
正会員━━━━┓
準会員━━━━╋━━ 5、000円
研究会員━━━┛
8.出品規定
会員1人あたり、陶芸部門は原則3点(1分野1点)、その他の部門は1点以上3点まで。
規格:自由。 未発表作品
9.審査
非公開として瞬報社写真印刷(株)で行う。
4月15日(金)10:00〜
審査員 鈴木 藏 (日本工芸会理事) 金子賢治 (東京国立近代美術館工芸課長) 大和保男 (日本工芸会山口支部参与・幹事)
10.賞及び受賞対象者
日本工芸会山口支部長賞 (賞金 7万円)
朝日新聞社賞 (賞金 5万円)
NHK山口放送局賞 (賞金 5万円)
山口朝日放送賞 (賞金 5万円)
朝日カルチャーセンター賞 (賞金 5万円)
土の華・全農賞 (賞金 2万円+副賞)
日本工芸会山口支部長奨励賞 (賞金 3万円)
朝日新聞社奨励賞 (賞金 3万円)
下関市長賞 (賞金 未 定)
近鉄松下百貨店賞 (賞金 未 定)
(1)文化財保持者、本展鑑査委員、幹事及び会計監事については、賞の対象から除く。
(2)支部長奨励賞及び朝日新聞社奨励賞の対象は、準会員及び研究会員の出品者とする。
11.入場料(下関会場のみ)
一般・学生: 300円 18歳以下・70歳以上: 無料
12.実行委員
幹事長 | 岡田 裕 |
副幹事長 | 堀尾信夫 |
常任幹事 | 大和吉孝 |
幹事 | 大和保男 新庄貞嗣 坂倉新兵衛 山本 晃 |
萩地区 | 納富 晋・兼田佳炎・野坂和左 |
長門地区 | 田原陶兵衛・大谷雅彦 |
山口地区 | 大和祐二・大和信昭・大和 稔・大和 努 |
防府地区 | 大井正則・岡本佳子 |
下関・宇部・楠地区 | 末次観節・高原祐二 |
光・周東地区 | 上田達生 |
13.図録の作成
作成部数:1000部
作品の写真撮影:瞬報社写真印刷(株)
14.会場準備等
審査会:平成17年 4月15日(金) 9:00〜 瞬報社写真印刷(株)
(幹事・実行委員にて対応)
搬入・陳列:平成17年 5月13日(金) 9:00〜 下関市立美術館
(幹事・実行委員にて対応)
15.開会式
下関市立美術館:平成17年 5月14日(土)10:00から
16.当番
別途、事務局で決定(平日:1名、土日:2名)
17.撤収(下関市立美術館)
荷造り 平成17年 5月22日(日)16:30から(幹事・実行委員)
搬出 平成17年 5月23日(月)13:00から近鉄松下が搬出予定
18.事務局
山口市滝町1−1 山口県教育委員会文化財保護課内
日本工芸会山口支部
TEL: 083-933-4650 FAX: 083-933-4669
鑑・審査委員情報
第28回 伝統工芸新作展 審査員
鈴木 藏 (日本工芸会理事) 金子賢治 (東京国立近代美術館工芸課長) 大和保男 (日本工芸会山口支部参与・幹事) |