• 陶芸
  • 青白磁幾何文大皿

  • せいはくじきかもんおおさら
  • 久保田 厚子
  • くぼた あつこ
  • 第50回日本伝統工芸中国展(平成19年度)
    金重陶陽賞(特別賞)
  • 技法
    青白磁
  • 受賞総評
    磁器制作サンドプラストを統合して制作を始めたのは10年ほど前であったが、以来、その彫りと吉白磁粕の流れをうまく結合して、いわば軸色の陰と陽を組み合わせて様々な文様世界を展開してきた。この作品もその中の一つで、楔形の文様の繰り返しが心地よいリズムを作り出している。しかしそれだけではなく、久保田の作品のよさの根本は形である。その美しい輪郭を描く円体が文様世界と融合して見るものの視覚を満たすのである。(金子賢治)
  1. 公益社団法人 日本工芸会