
- 木竹工
盛籃「飛翔」
- もりかご「ひしょう」
- 本田 青海
- ほんだ せいかい
- 第60回日本伝統工芸展(平成25年度)
日本工芸会新人賞
- サイズ縦38.0 横49.0 高9.0 cm
- 受賞総評櫛目編の空間を生かした作品。見込み中央部分は緻密な網代編で、編み模様が四方へ伸び、さらに櫛目編による繊細な竹へと外へ向かって大きく拡がる。朱鷺が大空へ羽ばたくようにとの願いと、自らも飛躍したいとの思いを重ねたという。強度を増すため、また竹の間隔を整えるために縁の内側に廻した細い竹は、装飾的な効果も生み出している。(白石和己)