• 漆芸
  • 蒔絵螺鈿硯箱「生命の樹」

  • 小西 寧子
  • こにし やすこ
  • 第30回日本伝統工芸近畿展(平成13年度)
    日本工芸会近畿支部奨励
  • 技法
    蒔絵、螺鈿
  • 受賞総評
    植物の生命力は、洋の東西を問わず古来より人々に崇められ、特に唐草文という形で美術史を彩ってきた。
    朱を混ぜた明るい弁柄漆の地に、生命の象徴である樹を平目粉の描割りで、葉と花をそれぞれ白蝶貝で表現している。
    やわらかな色合い、たおやかな装飾が落ちつきの中にも作品を瑞々しいものにしている。
  1. 公益社団法人 日本工芸会