• 染織
  • 小倉縞木綿帯「奔流」

  • こくらじまもめんおび「ほんりゅう」
  • 築城 則子
  • ついきのりこ
  • 第47回日本伝統工芸染織展(平成25年度)
    京都新聞社賞
  • 受賞総評
    良質の木綿糸を用いた張りのある小倉縞の織物。色相の異なる青と緑を基調にそれぞれ濃淡を違えた数十色の糸を用いている。感覚的な幅で配された細い経縞の集積は、密度のある諧調を示すとともに立体感ある抑揚を生み出している。一本の帯で、絶え間なく流れ続ける渓流のようなドラマティックな世界を力強く表現した秀作である。(外舘和子)
  1. 公益社団法人 日本工芸会