- 金工
鋳銅焼肌文盤「蒼嶺」
- ちゅうどうやきはだもんばん「そうれい」
- 長谷川 克義
- はせがわ かつよし
- 第51回伝統工芸日本金工展(令和5年度)
文部科学大臣賞
- サイズ奥行34.2 幅34 高6.4 cm
- 受賞総評蠟原型による石膏埋没鋳造により制作されている。ミソ焼きによる肌が鋳金独特の景色を生んでいる。地から何か湧き立つイメージを形象化した作品である。盤形の周りに配された三つの頂は山領か。盤に水が入ると、さながら山間の湖沼の情景となる。そぎ落とされた造形と深い緑青の色が、静謐な美を生んでいる。(広沢 隆則)