• 染織
  • 友禅訪問着「向夏」

  • ゆうぜんほうもんぎ「こうか」
  • 生駒 暉夫
  • いこま てるお
  • 第58回日本伝統工芸染織展(令和6年度)
    文部科学大臣賞
  • 受賞総評
    作者は模様を考案してから生地を選ぶ事も多いが、本作では小千谷の夏紬の涼し気な生地の印象から模様の世界が生まれたという。美しい弧を描くヤシの葉は大胆かつたおやかに描き、葉の間を舞う蝶の姿は爽やかな風景にリズムを添え、風や動きを感じさせる。また、透け感のある生地の生成りを地色として生かす事で初夏の空気を演出した。
  1. 公益社団法人 日本工芸会