
- 金工
鋳青銅花器「陽光」
- ちゅうせいどうかき「ようこう」
- 西 由三
- にし ゆうぞう
- 第52回伝統工芸日本金工展(令和6年度)
佐野市長賞
- サイズ奥行14 幅41 高5.5 cm
- 受賞総評作者の生き物に対するやさしい眼差しを感じる作品である。爬虫類の苦手な私だが、陽の光を浴びてのんびりとしている姿は愛らしく見える。仕上げの最後におはぐろを塗り重ねることで、すっきりとした形の花入れ部分とトカゲとの質感の違いが表現されたことも効果的である。作者の思いが長年培った技術で見事に表現された秀作である。(萩野 紀子)