
- 陶芸
象嵌泥彩花器
- ぞうがんでいさいかき
- 西田 真也
- にしだ しんや
- 第55回東海伝統工芸展(令和6年度)
中日賞
- サイズ奥行33.5 幅36.5 高37.5 cm
- 受賞総評長年、象嵌泥彩に取り組んでいる作家である。胴体は、ロクロで曳き上げられた花器を、楕円上に変形させて稜線を六角上にすることで引き締まり、魅力のある形である。近年の象嵌泥彩の色調から、初期の色調に戻して、泥彩3色と象嵌2色を使用して六角上にした稜線から斜線上に配列した象嵌泥彩とボディーの形状は、調和の取れた秀作である。(鯉江 廣)