• 木竹工
  • 栃と胡桃の棚

  • とちとくるみのたな
  • 古谷 禎朗
  • ふるたに よしお
  • 第20回伝統工芸木竹展(令和7年度)
    文部科学大臣賞
  • サイズ
    奥行32.0 幅97.5 高53.0 cm
  • 受賞総評
    扉に栃の木を、本体には胡桃を用いたシンメトリーな棚は、左右の背面を抜いて開かれた空間性を示している。見所は中央の扉上部の「取っ手」であろう。僅かに指をかける窪みは水平の天板のラインと扉の中心線に無理なく繋がり、一体感のある意匠となっている。側面の板も幅の抑揚をつけるなど、作者の細やかな造形感覚が窺われる。
  1. 公益社団法人 日本工芸会