• 木竹工
  • 献保梨拭漆寄木象嵌の箱

  • けんぽなしふきうるしよせぎぞうがんのはこ
  • 市川 正人
  • いちかわ まさと
  • 第20回伝統工芸木竹展(令和7年度)
    MOA美術館賞
  • サイズ
    奥行16.6 幅30.1 高11.5 cm
  • 受賞総評
    天板に緩やかな削ぎ面を取った深い蓋を、床脚付きの身に被せる構造。献保梨の蓋は拭漆で濃褐色に仕上げ、床脚を黒いグラナディラ、二段の身を淡い褐色のカステロ材で造り、色鮮やかな唐木と銀線を用いた幾何文木画の細い帯と銀の小円文を象嵌し、身の内外も木画の帯で装飾した。木画の配置や床脚の形に加えた独自の工夫が、木工芸の表現の可能性を広げている
  1. 公益社団法人 日本工芸会