
- 木竹工
透網代花籠「安寧」
- すかしあじろはなかご「あんねい」
- 河野 祥篁
- かわの しょうこう
- 第20回伝統工芸木竹展(令和7年度)
日本工芸会木竹部会賞
- サイズ径41.0 高24.0 cm
- 受賞総評内編みを二本合わせの透かし網代編みとし、切り込みを入れた縦材を組み技法で外側に取り付けた花籠で、透かし網代と切り込みによる蓮花形の二つの透かしが重なる。内外に配された褐色の濃淡のバランスが良く、口と高台の黒がボリュームのある造形を引き締める。竹工芸の持ち味である軽やかさに力強さが加わり、魅力的である。