- 金工
鋳銅焼肌文盤「蒼冠」
- ちゅうどうやきはだもんばん「そうかん」
- 長谷川 克義
- はせがわ かつよし
- 第53回伝統工芸日本金工展(令和7年度)
佐野市長賞
- サイズ奥行28.4 幅28.4 高4.2 cm
- 受賞総評「焼肌文」とは、一旦磨き上げた鋳肌に硫黄を塗布し熱処理を施し腐蝕させることであたかも永年埋もれていた殷・周青銅器の様な荒れた肌を作り出す技法である。又、緑青の美しさは作者が試行錯誤の末に辿り着いた技巧の現れである。多角形を造形のテーマとする作者は今回の作品をその色と形から「蒼冠」と名付けた。(西 由三)