
- 陶芸
色絵流加彩片身替わり鉢
- いろえりゅうかさいかたみがわりはち
- 梅本 孝征
- うめもと こうせい
- 第56回東海伝統工芸展(令和7年度)
名古屋市長賞
- サイズ奥行42.2 幅44.5 高12.5 cm
- 受賞総評挽き上げ、切り離し、つなげる。完璧な円は、つなげることで楕円へと変わり、さらに独特のゆがみが現れる。小さな段差は流加彩の片身替わりをより明確なるものとする。
青と緑の石畳、対するは白地に濃い黄色の大輪の花。流れる加彩は、その意図をも越えるぎりぎりの所で止まる。確かな技術の上で初めて現れるそれをも越える表情。陶芸ならでは技と炎によって生まれた世界。(伊藤嘉章)