• 陶芸
  • 織彩鉢

  • しょくさいはち
  • 早川 嘉
  • はやかわ よし
  • 第72回日本伝統工芸展(令和7年度)
    日本工芸会会長賞
  • サイズ
    径40.0 高37.0 cm
  • 受賞総評
    小さめの高台から豊かに立ち上がる形状が、作者が「織彩」と名付けた文様の綾を引き立たせている。文様は、黒と白の顔料の配分を替えて、全部で15種類ほどの色味をつくり、糸を使ってほどこしたという。無数の線を緻密に交差させた結果、線の重なりや透けが心地良いグルーブ感をつくり出している。形状、文様、色彩など造形を成り立たせる諸要素のバランスの良さがこのたびの受賞を招き寄せた。(花里麻理)
  1. 公益社団法人 日本工芸会