
- 木竹工
輪葉透組花籃「響相」
- りんようすかしぐみはなかご「きょうそう」
- 四代 田辺 竹雲斎
- よんだい たなべ ちくうんさい
- 第72回日本伝統工芸展(令和7年度)
日本工芸会奨励賞
- サイズ奥行43.0 幅43.0 高20.0 cm
- 受賞総評デッサンをコンピューターでデータ化して試作を重ね、ひご作りや染色には代々竹雲斎が継承してきた技を駆使し、自ら創案した「輪葉透組」で構成した意欲的な作品。伝統工芸と現代テクノロジーの融合は、竹特有の張りをもった〝生命の連環〟を想起させるフォルムを生み出した。伝統の革新、竹工芸のさらなる可能性の拡大が期待される。(鈴木さとみ)